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地域司法計画推進委員会

委員会活動の内容

1 委員会活動の内容
 地域司法計画推進委員会では、地域の司法基盤の充実を目指し、裁判所等の改善を求める活動、最高裁や関係省庁への要請、弁護士過疎地域における法律相談体制確立のための活動、地域司法に関連する法制度等の研究活動等々を行っています。また、長野地方裁判所・長野家庭裁判所に設置されている各裁判所委員会委員との懇談会、弁護士委員へのバックアップ活動も行っています。
 平成29年には、当委員会による精力的な活動の結果、松本支部における労働審判取扱いが実現しました。また、現在は、長野家庭裁判所佐久支部の充実を求める活動を積極的に展開しています。具体的には、佐久支部への家裁調査官の常駐、少年審判の取扱い、及び庁舎の建替え等を求めていますが、これに賛同する地元自治体や関連団体等とも連携して、裁判所佐久支部の充実を求める協議会を設立し、活動しています。令和3年には、裁判所佐久支部庁舎の改修工事が行われ、同協議会が求めてきた試行面会施設(児童室)の新設が実現するとともに、2階にしかなかった調停室・待合室が1階にも設置されるなど、一定の成果を得ました。今後も、残された問題解決のために、積極的に活動継続していく予定です。

2 市民向け事業のご案内
 市町村内に法律事務所が存在していない県内地域を対象に弁護士を派遣し、住民向け無料法律相談会を毎年開催しています。
 これまでに、飯島町、山ノ内町、高山村、坂城町、御代田町、佐久穂町、小海町、麻績村、山形村、朝日村などで実施しています。この相談会をきっかけに、恒常的な住民向け無料法律相談会を開催することになった自治体も少なくありません。
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